『Tears to Tiara』レビュー【壱】


 リライトにあたって。


 どうしても『うたわれるもの』と比較せざるを得ないのはもはや作品の泣き所となっており、これに基づく評価というのは今まで多数展開されてきた。いつもの私ならここで新たな論を持ち出しているはずだが、今回はそうもいかない。

 『誰彼』前後の凋落ぶりが目立ったLeafにとって起死回生となった『うたわれるもの』。これは『雫』・『痕』・『To Heart』の通称「三部作」以降、なりを潜めていた“新たなスタンダード”を我々に投げかけてきた。つまり、ファンタジーを仕掛け人としたAVGSLGのフィフス&フィフス構成である。かつて“ビジュアルノベル”を提唱したLeafがエロゲスタンダードを見出したことによって、“誰彼百円”という不名誉な騒動は帳消しになった。
 『うたわれるもの』はまさに救世主であり、革新的であり、ビッグインパクトに成りえる条件が全て揃っていた。


 では『Tears to Tiara』はどうか。上記を踏まえて考えてほしい・・・・・






・・・・・しまった。ついつい書きすぎました(笑)。いまレビューに書いてることはこれと大差ありませんが、もう少し肉付けしています。



今週は教習が切羽詰っているため繁忙になりそうです。早く終わらせて遊びたい・・・。