『リトルバスターズ』 メモみたいなの???

ずびばぜ〜ん…やっぱりぐりあでぎまぜんでじだー(ToT)


 つくづく自分はプレイスピードが遅いです〜。三日三晩どころか四日ほどやり通してこのザマ。それでも一日ぶんしか寝てないんですよ?ほんと不思議です……。目標立ててもダメなタイプですね(笑




 今度は『聖なるかな』との並行プレイ必至ですね。時間あるんでいいんですが、感想が書けないではありませんか…。どうしてくれよう(何





 ちょっとした感想(みたいなの?)のっけておきます。10分くらいでカリカリ書いたので、色々と誤ってるかもしれません。本格的な感想書く時は色々訂正しますんで、あんまり気にしないで下さい(苦笑)。それに、まだ全部はやってないんで…。←大問題



 はじめは『Maple Colors』のような感触を覚え頭がクラっとしたんですが、流石Keyと言うべきかちょっと従来のバカゲーとは違いました。「をぃをぃ、Keyらしくなさすぎだろー!?」と言えばそれまでなんですけど、このリトバスというのはちょっと今までのKey作品には見られなかったベクトルを指し示しており、個人的には好印象を覚えています。


 銀河英雄伝説にて、田中芳樹ヤン・ウェンリーの口を借りてこう言っています。


「確かに陳腐といえば陳腐だがなぜ陳腐といえばよく使われるからで、なぜ良く使われるかというとそれだけ有効だからだよ」 BYヤン・ウェンリー 


奇跡というのはご都合主義において最も理屈がいらないし、人を感動させるのにも安易な手法ではないかと思うんです。とくにエロゲーにおいては、ちょっとしたスパイスとして用いればなんともロマンチックに感じられ、それこそ物語を美しくする必要がある作品では効果覿面です。ただ、用い方によって効果が何倍も何十倍も変わってくるわけで、最近思うのは、それが一番巧かったブランドこそKeyの面々なのではと感じる次第。

 Keyが奇跡という感動させるスパイスの用い方に長けてるのは相変わらず。分かっていても打てない球があるようにいつもお得意技で最後にキメてくるのだから、やっぱり感動については、物凄く意図的であってもブランドの特長として褒めるべきことなんでしょう。ただ、私がそういうのをいやに気にするタイプのプレイヤーなので、今までは、その鼻につくやり方には憤懣やる方ないといった気持ちで傍観していました。もちろんその実力の程は認めてましたし、決して否定的な立場に立っていたわけではなく中立的に評していたんですけどね。

 ただ、昔から思っていた事が一点。‘泣かせること’ばかりに特化して、そのうちそれをメインディッシュとして悲劇作品に用いてしまう方向へは進んでほしくなかったんですね。今作は期待通りというべきか、それを真っ向から覆してくれたと言えましょう。このまま奇跡の意味合いを大きくすれば、そのうち進退つかなくなり、のっぴきならない事態になっていた事は疑いようがないですからね。何事も可能性は広いほうがいいです。いつまでも奇跡だけに凝り固まっていれば、いつかガタがきます。ユーザーもそこまで甘くないはずです。

 涼元氏や麻枝氏が抜けた穴は痛いですが、この分だと色々なKeyを見れそうな感じ。今までは色々な顔がありましたが、今後はいたる女史がブランドの顔になってくることは必至。あの独特の画風にライター陣がついていけるかどうかってとこでしょう。

 いい加減手詰まりの感が強い感動路線にあって、Keyは新たな陳腐を探しているのかもしれません。我々は見守るしかなさそうですが、客席から応援しつつ今後に期待することにしますか。



追記…やっぱりブログ名変えます。考え中です。