『テレビの消えた日』所感

 なにやら台風の影響で合宿が1日ほど遅れました。おかげで、『テレビの消えた日』を一通りクリアすることと相成りまして。まだいくつかルートが残っているようなので、総評は二の次にして、簡単な感想を少し。



やっぱり絵がいい。

ケロQっぽいと言うと語弊がありそうですが、少しクセがある絵です。絵買いする方もかなり多そう。私も好きです。



シナリオは70点くらい。

いやいや、もっと微妙だったな。ここは暫定的に65〜75点としよう(笑)。本当は『Natural2-DUO-』っぽいのを期待していたんですけどね、なんか予想外の展開でした。ちょっと整合性に欠けているような感あり。一回読むだけでは納得できないような箇所があるのは残念です。



メイン(たぶん)のダークな部分は、陵辱作の割にかなり薄いほう。

主人公(とヒロインのうち約数名)がところどころ間抜けに見えるからか、調教や陵辱は比較的ラフになってます。あと、純愛を無理にくっ付けてるから、余計ラフになっている。



なんつーか、ストーリー優先の薄い陵辱ゲーって感じですね。

ぶっちゃけて言うと、もっと人も物語もぶっ壊しちゃっていいんですよ(何 なんだか、主人公が滑稽に見えて仕方ない。だいいち、調教っぽく見えないんだよなぁ。調教のメーターがヒロインの心情に反映されていないのもマイナス。

かくも○○*1愛は盲目なのか。いずれにしろ、これは陵辱でも調教でも中途半端です。しかし、事前の評判に違わぬライトな作品に仕上がってはいます。地雷覚悟だったんですが、地雷じゃなかった。よかったよかった。

*1:この部分はご想像にお任せします。