「そして明日の世界より――」初感

 発売から早や1ヶ月以上が経ち、やっとプレイを開始しました。なにぶんプレイ始めが遅いので、もう言いたい事は他の方に言い尽くされているかもしれません。それでも備忘録代わりになるかと思い、少しずつ記事にしていきます。現在、御波ルートを攻略中です。あまり深くは進めていませんので、物語の全貌がまだ見えていませんが、現時点までで感じたことをいくつか。

 気のせいか、いつもの健速作品とは違うような感じがしました。思っていたよりも導入が長く、物語が引き延ばされているような感を覚えました。健速氏のいい点は、主題を全面に押し出して、それを香車のごとく突き進めていくということにあると思うのですが、今回は、その波が「かにしの」や「こなかな」より段違いに遅いようです。日常パートはまるで嵐の前のような静けさが漂っているので、きっと津波のように遅れてやってくると勝手に予測させてもらってます。
 ただ、“ダレ”が早くも出始めておりまして。これからどう物語が伸び伸びと育つのか、ということよりも早く本質をついてほしい、といった焦る気持ちが胸中に渦巻いています。日常を描くよりも、劇的な場面を切り出すのが卓越している方だとは薄々感じていましたが、まさかこれほど惰性が続くとは。スキップキーを押したい衝動を抑えつけるのが大変です。

 まだプレイしたてなので、なかなか本質的なことに触れる事が出来ませんでした。以降、ルートごとに感想などを並べて、全体を総括して、レビューを書く、といった感じでやらせていただきます。この作品は一段とレビューに時間がかかりそうですね。




 冬コミが近いこともあり、色々とドタバタしてます。売り子などの予定はないのですが、地元の友人などから依頼されておりまして。家にいてもゴロゴロしてるだけだろうということで、ビッグサイトのほうに足を運ぼうと考えてます。夏は暑さのあまり倒れる方も出てましたが、さて冬はどうでしょう。せめてもの救いは、3日目が晴れそうな事でしょうか。リストに入れてない掘り出しサークルが見つかるといいな、コミケの楽しみの一つです。

 ちなみに予算は70Kだったりします。まあ、どう考えてもそんなに使いませんが、前回は「金貸してくれ!」と泣きつく友人が多かったんで、余分に持っていこうかと思います。乱文となりましたがまた後日。