Face to Faceであってそうでない世界

 ネットっていうのは、どうして平気で相手を見下したり、喧嘩腰で発言したりできるんでしょうね。今もって大半の掲示板がそう。勝てば官軍負ければ賊軍よろしく、お互いが妥協点や共通項を見出そうともせず、果てのない議論に突入する事例のなんと多いことか。実際面と向かって話をしたらもっともっと温和に話せそうなのに、どうして汚い言葉、単語を選んじゃうのか。短い言葉だってそう、傷つく時があります。
 平和板ですら、平和を謳っていながら言葉では爆弾を投げ合っている。不特定多数の、しかも顔も知らない人間のモラルは、嵐の中で地面にしがみつく藁の家に近しいものがありますね。なんだか冷静に考えてみると悲しくなります。

 そりゃ私だってネットを使っている以上、この限りではありませんし、もしかしたらこの文章だって見る人が見れば不快に思われるかもしれません。でも、“礼を失せず”という考え方自体はいつも私の中にあります。これは、もはや古臭い爺の妄言でしかなくなってるんでしょうか?


 細川幽斎は言います。

   人を知れ 人を知るこそ 人なれや
           人は知らざる 人の世の中*1


願わくば明日の自分も謙虚でありますように。

 ここ1月ほど、PCゲーム記事が不足気味。リアルタイムでプレイしているんですけど、なかなかに進まない。みなさんは一画面にどのくらいかかりますか………ってあれ、あかべぇそふとつぅのOHPが表示されない?

*1:あるいは典拠不足かも。正確なソースが分かりませんでした。